TOTO(福岡県北九州市)は5月17日、同社が運営するTOTOミュージアム所蔵の「光電センサー内蔵自動水栓」が、一般社団法人建築設備技術者協会(JABMEE)による平成29年度「建築設備技術遺産」に認定されたと発表した。同社製品の認定は2012年、2014年、2016年に続き4回目となる。
今回認定された「光電センサー内蔵自動水栓」は、パブリックトイレの洗面所に求められる要件である節水・衛生性(非接触)を実現し、パブリックトイレでの普及のきっかけとなった製品。その後の光電センサーや駆動部の技術進歩の原点となり、パブリックトイレ洗面所への設置だけでなく、家庭用水栓への流用など大きく影響をおよぼした水栓金具であることから、建築設備として価値ある製品と認められた。
TOTOミュージアム所蔵の「光電センサー内蔵自動水栓」は、第2展示室パブリック展示コーナーで常設展示している。
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