福井コンピュータ(福井県坂井市)は、従来の現場端末システム「X-FIELD」を刷新し、衛星測位システム(GNSS)の利活用場面を広げた「TREND-FIELD」を8月22日に発売する。
国土交通省が推進するi-Constructionの中で勧められているGNSS関連の機能を強化したもので、逆打ち観測等に対応するほか、測量機器メーカーのトプコン(東京都板橋区)が提唱するGNSS とTS(トータルステーション)のハイブリッド観測にも対応することで、測量作業の効率化を支援する。
また、新たな機能として(1)LandXMLを読み込み、TINの表示(平面)、線形データなしでの任意点の出来形観測が可能、(2)「TREND-POINT」のヒートマップデータを読込み表示し、任意点計測の観測を行う、(3) 地理院地図・Googleストリートビューの表示、が加わっている。
商品価格(年間使用料、税抜)は、基本セットが7万円、測量セットが12万円、土木基本セットが8万円となる。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。