YKK AP(東京都千代田区)は5月11日、ドイツに窓の研究開発拠点となる「YKK AP R&Dセンター(ドイツ)」を開設した。同国西部・ヴッパータール市にあるYKKグループの「YKKシュトッコ・ファスナーズ社」敷地の建屋一部を転用したもの。機能部品や高性能ガラスなど先進技術を有する同国において、世界中に提案できる窓をグローバルな視点で研究開発する。
新拠点は、建屋面積が361.8m2。2017年度の従業員数は10名を予定する。活動内容は(1)機能部品および開口部断熱の調査・研究、(2)窓における欧州最先端技術の調査・研究、(3)高付加価値機能部品の開発を展開する。
現地時間5月11日には開所式を行い、ヴッパータール市のアンドレアス・ムッケ上級市長や在デュッセルドルフ日本国総領事館水内総領事など、来賓や関係者を含む約50名が出席した。
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