455mmの幅で壁倍率10倍相当の強度を持つという耐力壁を採用した新工法の普及を目指す「望み455の会」が立ち上がった。4月26日、設立総会が神奈川県で開かれた。
同工法は会の技術顧問である大根弘行氏が開発したもの。455mm間隔に柱を配置し、ツーバイフォー工法の構造用合板を柱の外側に貼り、さらに柱と柱の間に厚さ28mmの合板を挟みこむことで強度を確保した。ホールダウン金物も一般的なものよりも強く、耐力壁すべてにこの金物を取り付けることで「一般的な建物の20倍以上の引き抜き力に対する強さを持つ」という。耐力壁の幅が455mmとスリムなため、開口部の自由度を高めることができる。
また大断面梁を採用し外周で耐力を確保するため、大空間が可能で、内部レイアウトが自由にできるのも特徴。
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