LIXIL(東京都千代田区)は、リフォーム商品やリフォーム後の空間を紹介する生活者向けの展示イベント「LIXILリフォームフェア2017」を4月から全国5会場(東北、首都圏、関西、中部、九州)で順次、開催していく。3回目となる今年は「リフォームは簡単!」をコンセプトに、生活者が気軽にリフォームを検討し、実施してくれるような工夫を盛り込んだ。
全体を、玄関・窓・門まわり、キッチン・LDK、浴室・洗面所、耐震・断熱の5つのセクションに分け、それぞれ「簡単にリフォームできる」展示を設けた。1日で可能なリフォーム商品などを紹介する。また、生活者が検討しやすいように商品ごとに工事費用も含めた予算の目安も提示する。
4月1日・2日の日程で行われた東北会場では約2650組が来場した。昨年実績より2割増。4月29日・30日の予定で行う東京会場では約6000組の来場を予定している。
東京会場の後、5月13日・14日には中部(名古屋市)、5月20日・21日には関西(大阪市)、8月26日・27日には九州(熊本市)で開催する。九州エリアでは熊本地震復興支援の意味もこめて、他エリアとは違った形で開催する予定という。また、北海道、中国、四国エリアはショールームを中心に地域密着型で開催する。全会場合わせて10万人超の来場を見込む。
同社は昨年10月から、小規模リフォームの新ブランド「リクシルPATTO(パット)リフォーム」を展開している。登録店数は3月末時点で3343店と、当初想定を上回るペースで登録が伸びている。
また、昨年実施し、好評だったリフォームローンの金利支援(LIXILが金利分を全額負担)を5月から再開する(12月まで)。
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