建材販売・建設関連事業の総合企業である野原産業(東京都新宿区)は、国内初となるグッドデザイン賞の常設型公式ショップ&ギャラリー『GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA』(グッドデザインストアトーキョーバイノハラ)を、KITTE丸の内3階に4月28日よりオープンした。
また、同店内に2016年度グッドデザイン大賞を受賞した世界地図図法「オーサグラフ世界地図」の期間限定ショップもオープンした。
同ショップはグッドデザイン賞および受賞作品のPR拠点として日本国内で販売および展示を行う初めての公式ショップ。店内には約400点のアイテムが展開され、60年にわたるグッドデザイン賞の歴史のなかでそれぞれの時代を代表する商品をエンドユーザー向けに販売している。
運営を主導する野原産業事業開発部部長の森田誠一氏は、東京駅に隣接する立地を選んだ理由として「ファッションビルは客層が女性に偏ったり若い方に偏ったりしがちだが、東京駅の近くであるこの場所は国内外問わず老若男女幅広い客層の方にお越しいただける。さらに、気軽に入れるお店というコンセプトにはKITTE丸の内が適していた」と語った。
同氏が代表取締役社長を務めるキャル(東京都新宿区)は、2016年度グッドデザイン賞を受賞した壁紙ブランドWhO(フー)より貼ってはがせる壁紙「EASY2Wall by WhO」(イージートゥーウォール)を同ショップにて展開。接着面はシールタイプになっており、裏紙をはがすだけで既存の壁紙の上から簡単に貼ることが可能。さらに何度でも貼りはがしができるため、賃貸住宅やちょっとしたDIYに最適なウォールマテリアルとなっている。
今後デザイン部門を強化していくという同社。今年7月から発足する野原ホールディングス内の一事業として展開を続けていくとのこと。
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