国土交通省が4月28日に発表した3月の新設住宅着工戸数は、実数で前年同月比0.2%増の7万5887戸だった。季節調整済み年率換算値は98.4万戸で前月比4.7%増。
持家は実数ベースで2万1468戸、前年同月比で3.6%減り、先月の増加から再びの減少となった。年率換算値は28.9万戸で前月比2.4%減。
貸家は前年同月比11.0%増の3万3937戸で17カ月連続の増加となった。分譲住宅は前年同月比10.8%減の1万9727戸で2カ月連続で減少した。マンションが前年同月比24.3%減と大きく減少した。分譲戸建ては前年同月比3.4%増で、17カ月連続で前年同月を上回った。
同日発表の2016年度(2016年4月~2017年3月)の新設住宅着工戸数は全体で前年度比5.8%増の97万4137戸だった。うち持家は前年度比2.6%増の29万1783戸で2年連続で増加した。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。