大和ハウス工業(大阪市北区)は、天井高2m72cmの大空間・大開口が好評の「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」に、天井高2m80cmタイプを追加、4月29日より販売を開始すると発表した。
4月25日に大和ハウス東京ビル1階で行われた「xevoΣ『天井高ひろがり体感ブース』お披露目会」では、空間の広がりの違いが体感できるように天井高2m40cmと2m80cmの2つのリビング(各10畳)を設置。
取締役常務執行役員の大友浩嗣さんは、「同じ面積でも高さがあることでより空間の広がりを感じることができる。床面積にとらわれないゆとりある空間づくりを提案したい」と、面積ではなく体積を重視した「脱・床面積」の概念を住まいづくりに取り入れることを発表。
同社が実施した施主へのアンケートの結果、施主が最も魅力を感じているのは、天井高2m72cmのリビングだったという。今年4月時点での採用率が75%を超えたことから、同社では天井高2m72cmを標準仕様とし、マイナスオプションとして天井高2m40cm、プラスオプションとして今回発表した天井高2m80cmのバリエーションを揃えた。
販売価格は、2647万円(モデルプラン126.23m2)。標準仕様(天井高2m72cm)よりも3.5万円/坪ほど高い設定。
「xevoΣ」は、2014年1月の発売以来、今年3月末までに1万棟以上を売り上げ、4月の売り上げは460棟を超えている。同社では、製造ラインを増築し、販売数550~600棟/月の体制が整ったとして6000棟/年の販売目標を掲げた。
「天井高広がり体感ブース」は、7月31日までの期間限定で開放、期間中は2000組の来場を見込む。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。