長野県、高断熱化リフォーム工事への助成を実施

　長野県は、既存住宅を新築住宅と同等の水準まで高断熱化するリフォーム工事に助成する「信州型住宅リフォーム助成金【省エネ先導モデル型】」事業を実施する。対象工事の概要をリフォームのモデルとなる先導的な取組みとして事例集にとりまとめ、広く普及啓発を図る。

　助成対象となる工事は、県内事業者が施工するもので、断熱性（省エネ基準相当）と耐震性（新耐震基準または耐震診断基準に適合）を確保し、リフォーム瑕疵保険に加入するもの。また、見学会の実施やデータ・写真の提供など情報発信に協力するもの。

　助成金額・助成対象経費は「断熱性能を向上させるための工事費」、「エネルギー消費の少ない設備への改修工事費」、「リフォーム瑕疵保険の保険料」の合計額の５分の１以内、上限１００万円とする。

　募集期間は４月２５日～５月１９日。助成件数は２件。原則として、南信・北信で各１件とする。