矢野経済研究所(東京都中野区)はこのほど、国内の防水材市場の調査を実施した。2016年度の防水材市場規模(施工面積ベース)は、2014年度からの消費税率引き上げ後の反動減や需要先食いに伴う減少傾向が続き、前年度比97.7%の8000万9000m2と見込む。また、屋根下葺材市場規模(メーカー販売数量ベース)は2016年度から微増に転じており、同101.7%の8226万7000m2と見込む。
2017年度の防水材市場は、これまでの減少傾向が底を打ち、前年度までに絞られていた施工件数が上向くことから、同101.5%の8120万9000m2と予測する。また、屋根下葺材市場は同100.5%の8268万m2と予測する。
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