桧家ホールディングス(東京都千代田区)は、1階を鉄筋コンクリート造のWPC工法(壁式プレキャスト鉄筋コンクリート工法)、2・3階を木造軸組み工法の混構造で建てる「スマート・ワン カスタム ハイブリッド」を、「桧家住宅」ブランド5社とレスコハウスにて、4月28日より販売する。
「鉄筋コンクリート」の持つ堅牢さや耐震・耐火性・耐久性と「木」の持つ自由性や住み心地をあわせ持つハイブリッド住宅で、安心・快適・経済的な住まいを実現。コンクリート造による優れた遮音性や漏水リスクの低さは、シアタールームの設置やタイル貼り浴室の上階設置も可能にしている。
それぞれの特性によって、住宅を建築する上で考慮が必要な条例や制限に対応できるのが特長で、崖条例の対象となった狭小宅地でも、1階の鉄筋コンクリート構造が「流土止め壁」と認識されるため敷地を有効活用することができる。また、上階が木造のため、道路斜線、隣地斜線、北側斜線制限などに対しても柔軟な設計が可能となっている。
同社では、同商品の発売によって、地価の高い東京、神奈川などの狭小宅地での3階建て、道路斜線や北側斜線などの規制が掛かる宅地での販売を強化してくという。
同商品の展示場として、4月29日に桧家住宅東京 新・川崎展示場(新・川崎住宅公園内)がグランドオープンする。
建物本体価格は、3階建(97.08m2)1812万円~。
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