国土交通省、経済産業省、環境省の3省は5月13日、住宅エコポイントの工事対象期間を短縮すると発表した。これまで12月末までに着手した工事が対象となっていたが、これを5カ月短縮し、7月末までに着手した工事に対しポイントを発行する。申請や交換期限は変更なし。
2011年になってから、申請が大幅に増えており、7月末着手分の工事で、累計2400億円超確保した予算枠に達する見通し。「駆け込みも考慮しての判断」としている。
4月時点での申請件数は、新築が約33万戸、リフォームが約38万戸。予算上、新築・リフォームともに60万戸分の申請を想定しているが、マンションなど着工から完成までに時間がかかり、申請が遅くなる物件も多くあることなどから期間の短縮を決めた。
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