大阪ガス(大阪府大阪市)と京セラ(京都府京都市)は、家庭用燃料電池「エネファームtypeS」で発電した電力を充電できる3.2kWhリチウムイオン蓄電システム「スマートエネルギーハウス蓄電システム」を共同開発し、4月から販売を始めた。
大阪ガスがもつ3電池(燃料電池・太陽電池・蓄電池)の最適制御に関するノウハウと、京セラがもつ蓄電システムのノウハウをベースに開発。
「エネファームtypeS」は700W定格出力運転時がもっとも発電効率がいいため、電気使用量が少ない深夜などの時間帯には発電した電力を充電にあて稼働率を高める。
燃料電池・太陽電池と今回の新商品をあわせて最適制御した場合、従来システムと比較して家庭の年間一次エネルギー消費量を約62%削減できるとする。
型式:EGS-LM0320G。サイズ:W530xH650xD300、約54kg。セット希望小売価格160万円。
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