野村不動産アーバンネット(東京都新宿区)は4月11日、同社の不動産情報サイト「ノムコム」の新機能として「3Dウォークスルー動画機能」と「レコメンド物件メール配信サービス」の提供を開始した。両機能ともICT活用により住宅購入検討者をサポートするもの。
「3Dウォークスルー動画」は、米国のマターポート社が提供する3Dスキャンカメラで空間データを収集モデリング化。立体的な高解像度画像により、室内をあらゆる角度から閲覧できる3Dバーチャル空間を提供する。また、スマートフォンに専用アプリをインストールし、VRゴーグルにセットすることで、よりリアルな3Dウォークスルー動画を閲覧できる。当初は同社サービスにおいてホームステージングを実施済みの物件に導入する。
「レコメンド物件メール配信サービス」は、ブレインパッド(東京都港区)が提供するデータマネジメントプラットフォームに蓄積されたノムコムの閲覧行動データと機械学習機能を活用し、物件の閲覧履歴データから各会員に対して嗜好に合わせた最適な物件情報をメールで配信するもの。ノムコム会員でメール配信を希望する人に配信する。
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