ソフトバンク(東京都港区)は3月15日~17日、20代~50代の男女500人を対象に、電力自由化に関する調査を行った。現在どのくらいの人が「電力自由化」という言葉を知っているかを調べたところ、知っていると答えた人の割合は90.4%だった。一方、実際に電力会社を切り替えている人は16.8%にとどまった。
電力会社を切り替えていない理由を聞いたところ、「手続きが面倒そうだから」が42.1%で最多。そのほか、「安くならなさそうだから」(28.6%)、「どの会社を選べばいいかわからないから」(22.6%)が多かった。
また、回答者が電力会社の切り替えにどれくらいの時間を要すると考えているのかを調べたところ、「1時間以上」が34.2%だったほか、「15分以上」の合計では77.2%となった。
そのほか、同調査では、82.2%の人が現在の電気代について「高い」「どちらかというと高い」と感じていることが分かった。さらに、実際に節約のために何か行っている人の割合が58.8%と半数を超えていることも分かった。節約の方法では、「電気のスイッチをこまめにオン・オフしている」(90.8%)、「LEDに変えた。もしくは、徐々に変えている」(48.0%)、「省エネ家電を使っている」(30.3%)、「コンセントをこまめに抜いている」(42.9%)などが見られた。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。