リノベーションホテルをトータルプロデュースするリビタ(東京都渋谷区)は5月26日、北海道函館市のベイエリアに、ホテル「HakoBA 函館 -THE SHARE HOTELS-(ハコバ ハコダテ ザ シェア ホテルズ)」をオープンする。3月31日からウェブサイトを公開し、宿泊予約の受付を開始した。
「HakoBA 函館」は、函館のベイエリアに並んで建つ遊休建物2棟を、一部用途変更を伴うリノベーションにより再生したホテル。85年前に安田銀行函館支店として建設された“BANK”と、隣接する旧西波止場美術館の“DOCK”の2つの建物で構成される。宿泊機能だけでなく、函館ならではの食材を用いた飲食店や、オープンラウンジやシェアキッチンなどのシェアスペースを備えた複合ホテルを提供する。
“BANK”は、建築当初の内装を活かし、ツイン・ダブルの個室タイプの19室(定員2名)、プライベートテラス付のメゾネットタイプ1室(定員4名)を提供する。船の形を模して造られた“DOCK”は、函館を象徴する赤レンガを連想させる木の色が特徴の2段ベッドの客室で、個室タイプ3種13室(定員2~6名)とドミトリータイプ32ベッドを用意する。
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