一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会(東京都中央区)が主催する「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2017」の受賞者が3月15日に発表され、 富山市の「コンパクトシティ戦略による富山型都市経営の構築」がグランプリに選ばれた。住宅関連では、ニチハ(愛知県名古屋市)の「CLTと木質系セメントボードの国産材トリプル構造による建築物の強靱化」が特別顧問賞古屋圭司(初代国土強靭化大臣)賞、LIXIL住宅研究所(東京都江東区)の「次世代レジリエンス住宅普及プロジェクト」が最優秀レジリエンス賞(住宅・都市)を受賞した。
また、幸和ハウジング(静岡県浜松市)の「許容応力度計算を用いた在来工法木造住宅」、一条工務店(東京都江東区/静岡県浜松市)の「家屋内設置型木質耐震シェルター」と「一条による間違いのない家づくり・無償地盤診断と地盤調査報告」、横浜市/慶應義塾大学理工学部伊香賀俊治研究室/ナイス(神奈川県横浜市)の「スマートウェルネス住宅普及啓発活動」などが優秀賞に選出された。
そのほか、今回から始まった「第1回グリーンレジリエンス大賞」では、一般社団法人木と住まい研究協会(東京都港区)/一般財団法人木構造建築研究所(東京都新宿区)/ナイス(神奈川県横浜市)の「『木と住まいの大博覧会』開催による国産木材等の利活用促進等の活動」が優秀賞を受賞した。
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