一般社団法人日本サッシ協会(東京都港区)は3月17日、2017年度のアルミ建材需要予測を発表した。それによると、アルミ建材需要は全体で前年度比3.7%減の36万トンを予測。内、木造住宅用サッシは前年度比5.2%減の10万7000トンと予測した。省エネ住宅の普及に伴い、木造住宅用アルミサッシの構成比がアルミ樹脂複合サッシおよび樹脂サッシの構成比と逆転し、木造住宅1戸当たりのアルミサッシ重量が減少傾向にあることからマイナスの予測となった。
ビル用サッシについても、東京オリンピックによる需要は堅調としつつも、地方での職人不足等により依然厳しい環境が想定されるとし、前年度比4%減の9万トンと予測した。
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