ひろしま里山交流プロジェクト実行委員会(広島県地域政策局中山間地域振興課内)は3月10日、「ひろしま さとやま未来博2017」(開催期間=3月25日〜11月26日)でシンボルプロジェクトとなる『廃校リノベーション』の校舎改修費用の一部を調達するクラウドファンディングが目標額の3000万円を達成したと発表した。
同プロジェクトは、地域で一定の役割を終えた県内の小学校と保育園計3校(旧・小鳥原小学校=庄原市、旧・和木小学校=三原市、旧・沖保育園=江田島市)を、新たに多様な人々が集う拠点として再生していくもの。
これまで、地域住民や地域づくりに関心がある大学生等を中心に活用案を話し合い、建築家の隈研吾氏の監修でデザインの検討や設計作業を進めてきた。今年夏から秋の竣工に向けて、一般の人も積極的にリノベーションに関われる機会を設けながら完成させていく。
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