LIXIL(東京都千代田区)は、同社が運営するLIXILギャラリー東京会場の企画展として、3月30日から5月27日まで「南極建築 1957-2016」を開催する。
極寒と強風といった厳しい環境のなか、隊員たちの生活を守る建築がどのように進化してきたのか、極地観測の中核機関である国立極地研究所のアーカイブから選りすぐった写真や映像、実資料など約90点からたどっていく。
1957年に日本初のプレファブ建築として昭和基地が開設されてから、2016年までを5期にわけて展示。観測船の代替わりに重ね、それぞれ宗谷時代、ふじ時代、ふじ~しらせ時代、しらせ時代、新しらせ時代とし、南極建築が改良、発展していく様子を紹介する。
各建築物には、イラストレーターのモリナガ・ヨウ氏による図解パネルも展示。また、世界の南極基地16か所についても、写真と解説パネルで紹介する。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。