三井ホーム(東京都新宿区)はこのほど、床遮音性能「L-45」を実現した高遮音床仕様「Mute45(ミュート45)」の販売を開始した。
同社独自の制振パッドを採用し床衝撃音を約3分の1に軽減する「Mute50」に、下階への衝撃音を抑えるためのさまざまな技術を付加することで、賃貸住宅における遮音性能向上のニーズに対応。一般的な鉄骨住宅の床遮音仕様(ALC厚100mm)と比較して、重量衝撃音と軽量衝撃音を約4分の1に軽減する。
「Mute45」では、下階の天井を支持する吊天井根太を新設し、接合部材には独自の防振天井根太受金物を採用。制振ゴムとスプリングによる高い衝撃吸収性能と快適な歩行感を活かしながら、業界で最高レベルの遮音性能を実現した。
同社は、1月より「Mute50」を賃貸住宅に標準採用しており、今回「Mute45」をオプション採用することで、これまでの木質系賃貸住宅にはない高い遮音性を達成し、高耐震・高断熱性の推進とあわせ、賃貸住宅の高い居住性を実現していくという。
販売参考価格は、約4万円/坪(税抜き)。
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