ジャパン建材(東京都江東区)が取引先を対象に行っている需要動向予測調査の結果によると、2017年4~6月の工務店の需要予測(増加と減少の回答割合の差)は、マイナス7.3ポイントだった。前回調査時の1~3月の予測に比べ1.7ポイント上昇したが、4四半期連続のマイナスとなった。上昇予測が減り、前年並みとの回答が増えたことで、全体としてマイナスになった。地域別では、東北、甲信越、中部、近畿は前年同期に比べ減少予測の回答が増えている。
販売店の需要予測もマイナス5.1と3四半期期連続でマイナスとなった。工務店と同じく、厳しい見方が続いている。
リフォーム受注の現状に関する調査では、全10エリアで増加回答が減少回答を上回った。工務店別の1物件あたりの売り上げ平均は、500万円以下の割合が減り、500万円超の割合が増えていた。
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