ジャストシステム(東京都新宿区)は、「住まいのリフォーム・リノベーションに関する調査」を実施、このほど結果を発表した。調査日は3月1日、インターネットリサーチで、本人または配偶者が世帯主の20歳以上の既婚男女827名から回答を得た。
それによると、現在賃貸物件に住んでいる人で、「今後、持ち家に住みたい」と答えた人は61.8%で、そのうち「新築」を希望する人は69.7%、「中古住宅を購入し、リノベーションして居住したい人」は17.1%だった。「中古住宅を購入し、リノベーションして居住したい人」を男女別に見ると、男性は20.3%、女性は15.1%と男性の5人に一人が「中古のリノベーション物件」を希望していることがわかった。
家を所有している人のうち、中古物件を購入した人は18.1%で、年代別にみると20代が25.0%と一番高く、若い世代ほど中古物件の購入割合が高い結果となった(30代:20.2%、40代:18.9%、50代:17.0%、60代13.6%)。中古物件をリノベーションして住む理由は、「理想や好みの実現」との回答が最も多く、次いで「コスト削減」だった。
また、「DIY」によるリフォーム経験者は、「業者に依頼したことがある」人は39.6%、「DIYで手を加えたことがある」人は26.5%だった。「DIYで手を加えたことがある」人のうち、20代は他の年代よりも高く、43.1%だった。
住宅設備会社やリフォーム会社のショールームの存在を知っている人のうち、「ショールームに行ったことがある人」は41.0%、「興味はあるが行ったことがない」人は25.0%だった。興味があっても行ったことがない理由として、「目的がないと入りにくい」「申込みや購入をしないと(ショールームから)出てこられなそう」といった回答が多く、興味や関心だけでは気軽に立ち寄れる場所ではないことがうかがわれた。
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