マイボイスコム(東京都千代田区)は今年1月1日~5日にかけて、『住まいの床』に関するインターネット調査を実施した。回答数は1万1094件。
調査結果によると、現在の住まいのリビングの床材は「フローリング」が74.5%、次いで「畳」が12.5%、「カーペット(フローリングや畳等の上にカーペットを敷いている場合は除く)」が5.5%と続いた。
現在の住まいのリビングの床について「満足している人」は45.4%、「不満に思っている人」は17.6%だった。床材別に不満点を見ると、フローリングでは「傷がつきやすい」「傷が目立つ」、畳では「古びている」「色あせ」、カーペットでは「汚れやシミが目立つ」「ホコリ等がたまりやすい」、クッションフロアでは「へこみやすい」、コルクでは「色あせ」が上位となっている。
どのような床材だったらよいかという質問に対しては、「フローリング」が57.0%、「畳」が7.5%と続いた。「現在の床材と同じ床材が理想である」と回答した人の比率を見ると、フローリング利用者は7割弱、コルク利用者は6割と高く、クッションフロア利用者は2割弱だった。
床材を選定する際の重視点は「吸音性・遮音性」「掃除・手入れのしやすさ」「耐久性」が各3割を超え上位となっている。「掃除・手入れのしやすさ」「色・デザイン」に関しては、女性高年代層で比率が高くなっている。
今後リビングの床のリフォームを検討している人は全回答者のうち25.6%。床材がカーペットの層では4割と高くなっている。
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