建築技術教育普及センターは9月24日、改正建築士法に基づく「構造設計一級建築士」資格取得講習の修了考査の結果を発表した。修了考査の受験者数は9745人で、うち3684人が合格した。合格率は37.8%だった。受験者のうち「構造設計」の修了考査が免除される「建築構造士」、「構造専攻建築士」、「APECエンジニア(建築構造技術者)」は2056人が受験し、69.2%にあたる1423人が合格した。それ以外の「一般受講者」は7689人で、合格者は2261人、合格率は29.4%だった。
今回の考査の不合格者を対象とした再考査を11月2日に実施する。
このほか、修了考査が免除される「構造計算適合性判定資格者」2299人が所定の講義を受講し、計5983人が構造設計一級建築士となるための資格を得た。
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