東京ガス(東京都港区)が販売する「エネファーム」は、停電になっても電力を確保でき、照明や通信機器、床暖房、シャワーまで使える停電時発電継続機能を内蔵した家庭用燃料電池コージェネレーションシステム。
「エネファーム」は、家で使う電気とお湯を一緒に作り出すことができる。都市ガスと水蒸気を反応させて水素を取り出し、空気中の酸素とともに燃料電池スタックへ供給して電気と水を発生させる。水は水蒸気として燃料処理装置で再処理し、電気はインバータで交流電気に変換されて自宅に供給される。燃料装置などから発生する熱は回収され、貯湯タンクの水を加熱して給湯として利用する。タンク内の湯の温度が低い時などはバックアップ熱源機が稼働する。
停電時には、停電時専用コンセントに電気が流れて照明や通信機器が使用できるほか、貯湯ユニット・バックアップ熱源機にも自動で電気が供給される。床暖房、シャワーも継続して使用可能。使用電力量は最大約500W。使用可能時間の目安は最長約4日間(停電前の発電開始から96時間)。
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