国土交通省が2月28日発表した1月の新設住宅着工戸数は、実数で前年同月比12.8%増の7万6491戸だった。前年同月比で7カ月連続の増加となった。季節の影響を考慮した年率換算値でも前月比8.4%増の100.1万戸で、4カ月ぶりの前月比プラスとなった。年率換算値が100万戸を超えたのは2016年5月以来。
利用関係別にみると、持家は年率換算値で前月比0.6%減の27.9万戸、貸家は同9.8%増の42.3万戸、分譲住宅は同18.0%増の28.9万戸で貸家と分譲マンションが着工全体を押し上げた。東京オリンピックの選手村の建設が始まったことが主な要因。