太陽光発電・電力事業のLooop(東京都文京区)は4月11日、高コスパな家庭用リチウムイオン蓄電池「Looopでんち」の先行販売予約を開始する。
容量定格4.0kWh、充放電電力2.0kWh。
市販の家庭用蓄電池の中心価格帯が150〜250万円であるのに対し、税別89万8000円という価格が特徴。NEDOの助成金を活用した調査・分析をもとに、各家庭に最適な充放電を自動制御できる機能をもつ。蓄電池、パワコン、サーバーとも日本製。
このほか、新電力サービス「Looopでんき」に、住宅用太陽光発電システムを導入している家庭向けメニューとして「Looopでんき+余剰売電割」を追加して東京・中部・関西電力エリアで4月11日から受け付けを始める。
新メニューは、発電した電力の卸先に同社を選んだ世帯を対象に、従来プラン(おうちプラン、ビジネスプラン)の料金よりも1円下げた価格で電気を提供するもの。東京電力管内・従量電灯Bの場合、従量料金は26円から25円となる。
さらに同社の太陽光発電システムを購入し、電力の卸先に同社を選んだ世帯向けには、従量料金を2円下げる新メニューも追加する。
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