エコライフエンジニアリング(エコライフ社、東京都新宿区)は2月14日、Brain of Things Inc.,(BOT社、米国カリフォルニア州レッドウッド市)と「AIスマートホームシステム:キャスパー.AI」の国内向け販売代理店契約を締結した。現在、国内外のメーカーと協業して、日本向けに法規制に適合した製品の開発を行っており、許認可取得後、6月からの導入を予定する。
「キャスパー.AI」は、部屋に設置された各種センサー(モーション、ビジュアル、スイッチ、コンセント、オーディオ、照度、温度、湿度など)から居住者の行動のデータを集め、人工知能(AI)でデータ解析。居住者の行動を学習し、行動(嗜好)の予測を行い、住居内の機器に最適な動作を命令する自動化を実現する。一つのプラットフォームで家電製品や機器と接続・制御可能で、家を丸ごとIoT化することができる。
同社がこのほど販売代理店契約を締結したBOT社は、スタンフォード大学教授で分散処理システムを専門とし、シリコンバレーで数々の起業を成功させたデービッド・チェリトン教授とアメリカのロボティクス界の第一人者であるアシュトシュ・サクセナ博士(スタンフォード大学卒)が中心となって創立した企業。「キャスパー.AI」は、米国内で100軒以上の導入実績があり、不動産会社と協業して2万軒の導入を計画するほか、日本、韓国、東南アジアなどへの導入を計画している。
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