建築・土木資材製造・販売事業などを手がける岡部(東京都墨田区)は、繰り返される大地震にねばり強く耐える木造筋交い用接合金物「ブレスターZ600」を販売する。
同製品は、本体に設けたスリット加工が大地震時に変形することで、木造で最も重要な耐震要素のひとつである“筋交い”を保護する。面内せん断試験や、兵庫県南部地震で観測された震度6強の地震波を与える振動台試験を行い、従来の金物に比べて高い性能を確認したという。建築基準法の規定だけでなく、法令化することが困難な“大変形後の性能”にも配慮し、ひとクラス上の安全性を提供する。
ビスをすべて45mmに統一したほか、柱接合金物との干渉防止、スクリュー座金の納まり向上など施工性が高められている。また、厚さ30mm以下の床合板の上に設置されるファイヤーストップ材(45mm以下)の上から直接取り付け可能で、省令準耐火に対応する。
30×90(壁倍率2倍)、90×90(壁倍率3倍)の筋交いに対応。
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