住宅展示場協議会および一般財団法人住宅生産振興財団が2月20日に発表した1月の住宅展示場の来場者組数は、37万1981組、対前年同月比95.9%で4.1%のマイナスとなった。
信越・北陸エリアが対前年同月比17.5%増の7613組、九州・沖縄エリアが同23%増の1万3343組と大きく伸びたが、他の6エリアはすべてマイナスとなった。特に、中国・四国エリアは対前年同月比で19.1%減の2962組、東北エリアは同18.4%減の6676組だった。
全体では会場数、棟数は242会場、3378棟と、昨年よりも4会場47棟が増設されているが、来場者数は減少した。同財団ではこの原因を消費税増税時期が延長されたことによるものとみている。反動減により2015年度の水準にもどったかたちだ。
なお、1月は錦糸町住宅公園(東京都墨田区)とかしわ沼住宅公園(千葉県柏市)がオープンした。
※数字は住宅展示場協議会に加盟する住宅展示場における数字
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