ヤマガタヤ産業(岐阜県羽島郡)は、地域材を主原料にしたエコ塗り壁「木の塗り壁Mokkun(モックン)」に関するシンポジウムを、3月29日に岐阜市で開催する。
「Mokkun」は、プレカット端材を粉砕した木粉に各種自然素材を配合した塗り壁で、調湿(吸放湿)・消臭・不燃・蓄熱の各性能が優れているのに加え、ホルムアルデヒドの放散量ゼロや蚊の忌避効果などが認められている。未利用資源の新たな有効活用方法としても注目されており、ブランド地域材を使用した「ご当地Mokkun」が全国で誕生している。
シンポジウムでは、「ストレス社会を木が癒す!?」と題して、大学との共同研究によって明らかとなった杉やヒノキなどの木材の香りが人体に与える影響について発表。岐阜大学 光永教授による講演とともに、パネルディスカッションや新商品発表、左官職人による実演などを行う。
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