福井コンピュータドットコム(福井県坂井市)は、インターネット上でいつでも3D仮想モデルハウスを見学できる新しい住宅広告サービス「3Dバーチャル住宅展示場」を今春から公開する。全国47都道府県へのサービス展開を計画しており、先行して福井県版を2017年春にプレオープン、同年夏から本オープンとして公開する。
「3Dバーチャル住宅展示場」は、インターネット上に各住宅会社の3D仮想モデルハウスを構築し、パソコン、タブレット、スマートフォンなどからいつでもモデルハウスを見学できるサービス。実在のモデルハウスや建売物件などのほか、着工前の規格住宅や提案物件まで3D仮想モデルハウスとして公開されるため、立体空間によるモデルハウスを見学しながら、より具体的な住まいの検討が可能になる。
住宅会社にとっては、実際のモデルハウス建築費や展示場出展費用を抑えながら、無人で24時間365日、3D仮想モデルハウスによる内覧会が実施可能。また、自社ホームページへの誘導や資料請求受付など、潜在的な顧客の発掘に結び付けられる。
さらに「3Dバーチャル住宅展示場」で公開される3D仮想モデルハウスは、建材・設備と住まいの3Dシミュレーションサイト「3Dカタログ.com」の建材データと連動して使用可能。3D仮想モデルハウスに使われている建材の入替えシミュレーションをその場で行えるなど、仮想空間ならではの新たな価値を提供する。
福井県版の出展料は1棟あたり年間50万円(税抜)。同県版のサービス開始に向けて出展者を募集している。
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