ダイキン工業(大阪市北区)と同志社大学はこのほど、企業と大学との「協創」による技術革新や技術者育成教育プログラム開発を目指した、研究・教育に関する連携大学院協定を締結した。
技術革新への取り組みでは、空調機の省エネ「インバータ技術」の共同研究を行う。同志社大学のコンピュータ上でのパワーエレクトロニクス回路の動作解析・設計技術と、ダイキン工業の空調機から出る電磁ノイズを室内機・室外機に分けて計測できる世界初の電波暗室を用いた計測技術を組み合わせて、全世界のどのような環境でも省エネで電磁ノイズの少ない、革新的なインバータ回路技術の開発を目指す。
また、同志社大学の教員と連携し、グローバルに事業を展開しているダイキン工業の技術者が大学教授として大学院生の指導や論文審査を行うことで、世界で活躍できる次世代の技術者育成に取り組む。
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