雑誌「チルチンびと」などを発刊する風土社は、建築家・大野正博氏の設計活動の歩みや住宅作品事例をまとめた新刊「建築家の心象風景ー大野正博」をこのほど発刊した。
大野正博氏は、平凡な木材製材をふんだんに使いながら、独自の断面構成で住まい手の距離感や外内の関係性を創り出す空間提案で評価を得ている。
新刊書では、大野氏の代表的な23の木造住宅作品事例とともに、これまでの生い立ちや活動遍歴を振り返り、独創的空間を提案する大野氏の設計思想や心象風景までを紐解く。
176頁 A4版 本体価格 4,800円+税。
書籍は、「写真や図面を並べるだけでない、建築家の人間性に迫った作品集」というコンセプトで始まった作品集シリーズで、泉幸輔氏、田中敏溥氏につづく3人目。
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