地球温暖化防止の優れた取り組みを顕彰する「低炭素杯2017」の公開による最終発表会と表彰式が2月16日、東京都内で開催された。26団体が最終プレゼンテーションを行い、最も優れた取り組みにおくられる環境大臣賞グランプリには、佐賀市水道局の下水プロジェクト推進部が選ばれた。下水から出る汚泥や処理水などをさまざまなことに活用する取り組みが評価された。
同大会は今年で7回目。地域大会も含め全国から951団体から応募があった。市民部門、自治体部門、学校部門、企業部門の4部門で、最終選考に残った26団体がプレゼンテーションを行った。発表者は、着ぐるみを着て寸劇調にまとめたり、壇上で実演したりと工夫をこらした。
南陽市の地域材を使った世界最大の木造コンサートホールや大阪の「新梅田シティ」内にある積水ハウスの「新・里山」と緑化壁「希望の壁」の取り組みなど住宅・木造に関連する取り組みもファイナリストに選ばれた。
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