タマホームの100%子会社として昨年4月に設立した日本の森と家(東京都港区高輪、玉木克弥社長)は2月11日より木造住宅ブランド「KOTT(コット)」の宿泊型モデルハウスを神奈川県鎌倉市にオープンした。
「KOTT」は、タマホームとデザインやコンセプトを追求する建築家の協業により、板倉工法を採用。冬暖かく夏は涼しい居心地の良さに加え、国産材をふんだんに使用することで日本の森林循環、林業の活性化をテーマとした規格住宅。また、日本各地の伝統素材継承のため、建材に積極採用する。価格は44坪タイプで4000万円と在来木造としては高価格帯。40~50歳代の住み替え層がターゲットとなる。
鎌倉市内にオープンしたのは「KOTT」を体感してもらうためKOTTブランドの商品のひとつ「KURA NINE(クラ ナイン)」の宿泊体験型モデルハウス。
なお、本年7月には、東京都立川市にモデルハウス2棟を備えた展示場兼営業拠点もオープン、今後は年末までにFC店を20社まで拡大し、3年後に年間500棟を目指す。
![鎌倉市内にオープンしたKOTTブランドのひとつ「KURA NINE(クラ ナイン)」のモデルハウス。木材の96%に国産材が使用されている](https://www.s-housing.jp/wp-content/uploads/2017/02/b8b9c62b6ca7bea11844d9ca2b96ab9a.jpg)
鎌倉市内にオープンしたKOTTブランドのひとつ「KURA NINE(クラ ナイン)」のモデルハウス。木材の96%に国産材が使用されている
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