LIXIL(東京都千代田区)は、LIXILグループの一員としてドイツを拠点に水まわり製品を展開するグローエとともに、住まいに調和するデザインを実現したインテリア建材やトイレなど10商品が、国際的なデザイン賞である「iF DESIGN AWARD 2017」を受賞したと発表した。
LIXILが受賞したのは、木目の抑揚や木肌感、ペンキで仕上げたような風合いを表現したインテリア建材「ファミリーライン パレット」や、「寄り添う使いやすさ」をテーマに誰でも使いやすいデザインをした「多機能トイレパック」など5商品。グローエからは、ヨーロッパの洗練されたデザインと日本の最新技術を搭載したトイレ「センシア アリーナ」や、自然をモチーフにしたデザインと革新的なプッシュボタン技術で直観的に操作できるシャワーシステム「スマートコントロール」など5商品が選ばれた。
同賞は、世界の工業製品等を対象に優れたデザインを選定するもので、「プロダクト」「パッケージ」「コミュニケーション」「サービスデザイン」「建築」「インテリア/建築」「プロフェッショナルコンセプト」の7分野で構成。59の国と地域から5500件以上がエントリーされ、デザインの専門家58名によって審査が行われた。
受賞作品は、「iF WORLD DESIGN GUIDE」などに掲載されるほか、ドイツハンブルグにある施設に展示される。
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