ポラスグループの中央住宅(埼玉県越谷市)と越谷市は2月13日、日光街道沿いの中心市街地エリアのまちづくり・まちおこしに連携して取り組む協定を締結した。中央住宅は、同エリアで築約150年(推定)の土蔵を曳家・改修し、シンボリックに配置した分譲地「ことのは越ヶ谷」を開発。同日、この蔵を越谷市に寄贈した。今後、この蔵を拠点に、エリア内の古民家や蔵などの歴史的な建物の活用相談にあたる。
同エリア内には10軒以上の古民家、蔵などの歴史的な建造物が残る。ポラスグループは「ことのは越ヶ谷」の分譲地開発のほか、エリア内にある築約120年の「大野邸」を購入し、2017年秋以降を目指して、貸店舗などとして運用していく計画を進めている。
蔵の贈呈式には前所有者も出席し、「改修できれいな姿に戻った蔵を近くで見守ることができるようになりこの上ない喜びを感じている」と話した。
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