WEB通販でプロ向けに半製品の住宅部材設備を提供する手の物語(静岡県浜松市)は、機能を最小限に絞り込み低価格を実現した空気集熱式の床暖房システム「びおソーラー」の考え方と仕組みを学ぶ実践塾を、2月22日(木)から27日(月)まで全国4会場で開催する。
空気集熱式の暖房システムは建築家・奥村昭雄氏が考案したもので、現在国内の複数メーカーが独自開発を加えて供給販売している。このうち同社の「びおソーラー」は、他の主力メーカーが強みとする太陽光発電や給湯用採熱の機能を持たず、冬は屋根集熱した空気を使った床暖房、夏は夜間冷気を取り入れた採涼、と2つの基本機能に絞ることで、低価格を実現する。昨年11月に発売する最新バージョンでは、部材一式50万5600円(30坪前後用/送料・消費税別)と過去最安値を実現した。
また最新バージョンから、既存屋根に後付けで設置可能となったのも特長。金物取付墨出しから、穴開け・パネル取付終了まで、板金1名、大工1名で2時間25分で完了するという。(実証動画:同社提供)
実践塾では、具体的な設計施工の説明のほか、住まいにとってびおソーラーがどんな意味と価値を持つのか、地域の工務店や建築家からの報告も行なう。 日程・会場は以下の通り。参加費は1名3,000円(資料費・会場費)。東京会場では建築家・堀部安嗣さん、大阪会場では建築家・秋山東一さんがそれぞれ追加登壇する。
1)名古屋会場 ウインクあいち(中村区名駅)
2月22日(水) 13:00〜17:00
2)大阪会場 大阪府立国際会議場(北区中ノ島)
2月23日(木) 13:00〜17:00
3)福岡会場 アクロス福岡(中央区天神)
2月24日(金) 13:00〜17:00 (満席により申込〆切)
4)東京会場 田町・建築会館ホール(港区芝)
2月27日(月) 13:00〜17:00
実践塾の詳しい内容・参加申し込みは同社公式サイトまで。
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