大建工業(大阪府大阪市)は、公共施設や商業施設の一角を国産材・地域材を使った木質空間にできるユニット「ウッドキューブ」を、首都圏、中京圏、近畿圏、北陸の一部で2月1日に発売した。
基本構造は90mm角集成材の柱・梁・土台で構成された立方体で、ここに床・壁・照明などの部材を組み合わせるユニット型の木質化空間パッケージ。部材を建築躯体に固定しないため、不燃指定の制約を受けることなく、「大型家具」として自由な発想で設置することができる。
部材のほとんどをプレカットしたうえで納品、現場で組み立てるため短工期。また、主要材料が木材であるため、容易に機能の追加・変更を行うことができる。地域材の産地指定(エリア限定)が可能で、材料調達から設計・加工・施工まで一括対応する。
各種施設内のキッズスペース、休憩コーナー、小上がりスペース、ミーティングスペースなどに。
モニター施工事例:「ららぽーと海老名」キッズプレイエリア
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