パナソニック(大阪府門真市)と国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研、東京都千代田区)は2月1日、加速的・集中的研究開発実現のために昨年4月制定された産総研連携研究室制度を活用して「パナソニック-産総研 先進型AI連携研究ラボ」を設立する。
同ラボでは、産総研の情報・人間工学領域が持つ先進の人工知能・ロボット技術と、パナソニックの家電・住宅・車・産業などの事業領域で今後想定される社会課題・顧客課題とを掛け合わせ、より良いくらしと社会の実現に貢献する先進型AI技術の研究開発を行う。
具体的には、少子高齢化に伴う労働力不足に注目し、健康・介護分野、流通・接客分野において先進の対話技術やロボット技術による業務支援に関する研究開発を行う。また、AI技術を応用する上でアルゴリズムの高度化やデータ規模の増大に必要となる計算機環境の研究開発を行う。
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