エクスペディアグループのバケーションレンタル会社であるホームアウェイ(米国テキサス州オースティン)は、過去1年以内に海外旅行に行ったことのある20代〜60代の男女400人を対象に、民泊に関する意識調査を行った。家主不在の丸ごと貸し型とホームステイ型という、2つの異なるタイプの民泊に関するイメージをそれぞれ調査、比較したもの。サンプル数は400件。
今まで民泊を利用したことがあるかを質問したところ、丸ごと貸し型・ホームステイ型ともに「宿泊経験あり」と答えた割合は15%程度に留まった。今後の利用意向を尋ねたところ、丸ごと貸し型の民泊に「泊まってみたい」と回答した人は約40%、ホームステイ型の民泊に「泊まってみたい」と答えた割合は30%以下となり、丸ごと貸し型の利用意向が上回った。
泊まりたい理由では、両タイプともに「値段の安さ」が最も多かった。それに次ぐ理由では、丸ごと貸し型で「コストパフォーマンスの良さ」、ホームステイ型で「現地の人との交流」があげられた。泊まりたくない理由では、丸ごと貸し型で「セキュリティに対する不安」が最多。ホームステイ型では「家主とのやりとり」や「プライバシーの無さ」を懸念点として挙げる人が多かった。
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