マイボイスコム(東京都千代田区)は1月1日~5日、10回目となる『くらしと節約』に関するインターネット調査(回答数=1万1270件)を実施した。昨年1年間に経費を節約した人(『かなり節約した』+『まあ節約した』)は51.5%で、2012年以降の減少傾向が続いた。経費を節約した理由は「将来の生活に備えて」が38.2%、「収入が少ない」が30.0%で上位だった。「将来の生活に備えて」は過去調査からの増加傾向が続いた。
経費を節約した理由では、10・20代で「お金をためて使う目的があって」、女性30・40代で「子供の教育費の確保」の比率が他の層より高くなった。また、『かなり節約した』という回答者の理由では、「収入が少ない」が1位、「税金などの負担」も他の層より比率が高かった。
経費を節約した項目は、「食料品」「外食」が30%台、「衣料品」「公共料金」が20%台で上位だった。「公共料金」は2012年以降、「外食」は2010年以降、減少傾向が続いている。
直近2~3ヶ月の消費意識を聞いた質問では、「必要なもの以外はなるべく買わないよう、我慢する」「節約はしつつ、ちょっとした贅沢も楽しむ」が各4割弱だった。「電気代を節約する」「水道代を節約する」「省エネ・エコな商品を買う」など省エネに関する項目は、2012年以降の減少傾向が続いた。「節約はしつつ、ちょっとした贅沢も楽しむ」を選んだ女性の割合は男性を約14ポイント上回った。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。