江戸川木材工業(東京都江東区)と日立オートモティブシステムズ(東京都千代田区)は、戸建て住宅の制震リフォーム用の「柱取付型オイルダンパー制震装置」を共同開発。2月から全国で発売する。
高い耐久性、繰り返しの地震への強さ、施工性のよさが特徴。
これまでは梁と土台に固定する水平取付構造だったが、この金具を改良。新構造では、柱への取り付けのみで設置が完了する。
また従来は、振動吸収効率を上げるために建物上部の梁から床下の土台に装置を取り付ける必要があったが、柱と柱の間に取り付ける壁面だけの工事で済むため、工期短縮、コスト削減につながるとする。