(社)日本木造住宅産業協会(木住協、東京都港区)は1月20日、木造ハウジングコーディネーター資格試験の成績優秀者、上位5名の表彰式を行った。
1位はナイスの小林重宏さんで400点中398点、2位も同じくナイスの永井紀子さんとエサキホームの岩附純代さんで395点。上位5人は全員390点以上と高得点だった。
同資格は、理想の住まいをコーディネートできる住宅営業職・設計職を育成し木造住宅業界を発展させることを目的に2001年にスタート。試験問題は、営業編と技術編の2つで構成され、各200問ずつ合計400問出題される。幅広い分野において基礎から応用までの知識が試される。
今年度は昨年度よりも受験者数が倍増、735名が受験し、583名が合格した。これにより木造ハウジングコーディネーターの資格取得者は全国で4015名となった。
1位の小林さんは、約2か月前から平日は2時間、休日も2~3時間勉強し、試験直前の休日には勉強時間は一日7~8時間に及んだという。営業推進業務として営業サポートや営業事務を行う小林さんは、営業担当がより営業に専念できるように、今回得た知識を活用して営業不在の時でも自分が対応したりフォローしていきたいと抱負を述べた。
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