日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協、東京都千代田区)は1月19日、第19回全国大会を東京都内で開催し、冒頭のあいさつで小野秀男理事長は、熊本地震の教訓を踏まえて「自宅が倒壊し家族が殺されることをゼロにする」という木耐協の目標と初心に立ち返り、協会員は地域住民の「防災リーダーになる」ことを提言した。
各協会員の店頭に「地域の防災リーダーの店」というのぼりを立てる準備を春先までに進める。木耐協における今年度の目標達成は「祈願ではなく祈誓にある」と締めくくった。
新サービスとして既存住宅を木耐協の組合員が建物状況を調査する「木耐協インスペクション」制度を2月から3月にかけて立ち上げ、4月より本格稼働する予定。オプションとして耐震診断やリフォーム相談、瑕疵保険の引き受けサービスも提供していく。毎年夏の宿泊技術研修会は8月29・30日に福岡で開催することが決まった。
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