オープンハウス(東京都千代田区)は、一橋大学大学院国際企業戦略研究科が主催する2016年度「ポーター賞」を受賞したと発表した。12月1日に開催された授賞式では、競争戦略論の第一人者であり、賞の名前の由来にもなっているハーバード大学のマイケル・E・ポーター教授から記念品を授与された。同賞は、独自性のある優れた戦略を実践し、高い収益性を達成・維持している企業を表彰している。
同社は、「東京に、家を持とう。」をキーワードに、初めて住宅を取得する層をターゲットに低価格で戸建住宅を提供。利便性が高い変形地や、細い道路に接した旗竿地を積極的に取得し、設計、販売まで内部化し効率化を実現している。受賞に際して、戸建事業におけるこうした戦略と、平均的な会社員が都心で住宅購入できるという価値を提供している点が高く評価された。
![マイケル・E・ポーター教授から代表取締役社長の荒井 正昭氏に記念品が授与された](https://www.s-housing.jp/wp-content/uploads/2016/12/b7a8cf4e915b8879bea31b4f8ddece18-640x360.jpg)
マイケル・E・ポーター教授から代表取締役社長の荒井 正昭氏に記念品が授与された
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