【募集終了】２０１６年９月９日（金）〜１１月１８日（金）まで全４回

デザインマネジメント塾
「デザインでビジネスを成功に導く」

講師

戎居連太

　新築住宅市場が縮小するなかで、地域工務店が3500万円以上の高単価受注を狙う道を提案する戎居氏。革新性・斬新さを競う「成長期のデザイン」から、暮らしの中で堪能できる機能美を追求する「成熟期のデザイン」へ。高単価受注に必須となるこのデザイン思想を核に、地域工務店の未来のビジネスモデルを提示します。最終回は安成工務店の最新モデルハウス（福岡県）を視察します。

スケジュール

主な受講者対象

・ 工務店経営者、および設計・営業部門で統括担当の立場にある方
・ ボリュームゾーンの新築住宅に行き詰まりや物足りなさを感じている方
・ 営業・設計・工事の縦割り業務からの脱却を模索されている方
・ 社内設計者の能力不均衡や、今後の若手設計者の人材育成に悩まれている方
・ 設計の人材不足が経営全体のボトルネックになっていると感じている方

受講を通して得られるもの

・ 一つ上のデザインと技術を生かす高級住宅市場参入のための設計チーム再編ができる ／有能な一人の設計者が主要顧客を抱えるのでなく、社内設計者が特性を生かして組織的に設計する「チームプラニング」の手法が身につく ／米Apple社・Google社に代表される、デザインを軸に経営全体を組み立てることで生産効率と商品デザインを実現する「デザインマネジメント」を工務店経営に適応する手法がわかる ／専門知識をもつ設計者による営業（セールスエンジニアリング）の基本がわかる ／高級住宅市場のデザイントレンドがわかる ／行列ができる工務店・安成工務店の最新モデルハウスを見学できる

講師からのメッセージ

デザイン住宅の成長が鈍化しています。デザイン向上が企業の成長に繋がらない領域に入ってきています。より美しく、より格好良く、デザインを磨き上げ、その完成された建物を量産することで成長するという「成長期のデザイン」モデルが限界に来ています。実は私たち設計事務所業界は工務店より早くこの問題に突き当たりました。我々がデザイン住宅の成長鈍化にどのように向き合い乗り越えてきたかを、そして工務店設計士が何を目指し強化すれば成長できるのかを解説していきます。是非、この機会に「成長期のデザイン」から「成熟期のデザイン」への変化を習得して下さい。最終回にはその答えとも言えるモデルハウスの見学も予定しています。”

講師プロフィール

戎居連太　Ebisui Renta
rengoDMS/連合設計社市谷建築事務所　　代表取締役
1971年東京生まれ。2002年京都造形芸術大学通信教育学部建築コース非常勤講師。2004年rengoDMS/連合設計社市谷建築事務所代表取締役。2006年早稲田大学ロジスティック研究所特別講師。2007〜2008年宮城大学デザイン情報学科特別講師。2007年「rengo DMS」、2008年「かいの家」「trattoria primo」、2009年 「Designer’s Factory」にて3年連続GOOD DESIGN AWARD受賞。2010年　第13回木材活用コンクール林野庁長官賞受賞。2013年松本市景観賞奨励賞「craft matsumoto atrium」。201４年　rengoDMS concept & planning 設立。住宅及びモデルハウス　650軒以上設計監理　木の公共建築及び施設設計も多数。
http://www.rengodms.co.jp/