エンコアード(東京都新宿区)は7月15日、一般住宅向けの生活情報データサービス「エネトークホーム」の販売を電気事業者などエネルギーサービス会社向けにスタートした。
「エネトークホーム」は、電力を測定するハードウェアを分電盤に取り付けて、収集したビッグデータを人工知能で解析し、スマートフォンを使用する利用者にエネルギーの賢い利用方法や生活情報として提供するシステム。
![分電盤に設置されたエネホームホーム本体。低電力設計で個別家電の測定をリアルタイムに行う](https://www.s-housing.jp/wp-content/uploads/2016/07/f804fe3a897ff9e0a83b44580765744b-640x480.jpg)
分電盤に設置されたエネトークホーム本体。低電力設計で個別家電の測定をリアルタイムに行う
「エネトークホーム」の構成は、クラウド上にあるデータサーバ、解析を行うAIサーバ、電力を測定するハードウェア、スマートフォン対応のアプリケーションからなり、電気の使用状況のほか、「見守り」「省エネ・節電」「家電燃費」「デマンドレスポンス」などの情報サービスを行う。
10月からは、一般消費者への販売を予定しており、同社としては消費者に身近な工務店からのサービス提供を視野に入れている。
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